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センテンセイジロウコウ2022-06-13

 平野区の皆さんこんにちは。あずま整形外科の受付スタッフ西岡です。
 今回、ブログを書くにあたって何を書こうかと考えました。私には22才になる娘がいて、今年の4月から社会人になったのですが、娘が小さい頃のことを振り返り思い出したことを書こうと思います。
 皆さんは『先天性耳瘻孔(せんてんせいじろうこう)』をご存知でしょうか?
 耳介の前方にある小さな穴のことなのですが、娘には産まれたときから両耳の前にその小さな穴がありました。私にはないのですが、主人にはあります。娘が幼少期の頃に、耳鼻科を受診した際にこの穴が『先天性耳瘻孔』という病名であることを知りました。それで調べてみると、赤ちゃんがお母さんの胎内で、耳介ができる時に不完全なまま形成されてしまい、耳介の前方などに小さな穴が空いてしまうそうです。その穴は、なかなか奥深く長かったり、枝分かれした管が伸びていたりするそうです。娘の耳の穴を見るだけでは、それほどとは想像つかないほど小さな穴でした。
 我が家では、その時まではただの小さな穴だと思っていました。
 しかし、その時は来ました。娘が小4の時に、右耳の小さな穴が大爆発を起こしたのです。その小さな小さな穴から、これでもかというくらい膿が溢れ出し、我が家にとっての一大事となりました。なんと、その小さな穴が感染してしまったのです。そうなる前には、かなり痛みがあったはずですが、娘は病院が大嫌いということもあり、我慢していたようです。しかし、その時ばかりは即、病院に駆け込みました。とりあえず、抗生物質で感染を抑えることとなり、しばらく通院しました。そこから、その病院との長いお付き合いが始まりました。病院に行くたびに泣く娘、時には処置が嫌だと暴れることもあり、なかなか大変でした。
 そして、翌年の娘が小5になった時に、根治手術(穴の中に伸びている管をきれいに取り除く手術)をすることにしました。大人なら局所麻酔かつ日帰りで出来る手術ですが、子どもなので全身麻酔下で入院しての手術となりました。病院嫌いの娘を説得するのは、それはそれは大変でした。将来的なことも考えて、手術の施行に致りました。両耳同時の手術でしたが、その時は無事に終わり安堵しました。
 しかし、それがまたまた次のトラブルが…。
 片方の耳の穴は完治したのですが、片方の耳の穴が娘の体質もあり傷口が上手く塞がらず、中2でまさかの再手術になりました。中2になっていたので、本人にも覚悟が出来ていたように見えて、親として大丈夫だろうと高を括っていました。もう中2ということで局所麻酔で日帰りで行うことになりました。手術当日、私たちは別室で待機していたのですが、向かいの手術室から大泣きが聞こえてきました。「あちゃー」と思っていると、看護師さんが私たちの部屋に入ってこられ、「暴れるので麻酔が出来ない状態です。このまま出来なければ手術が中止になります。」と言われました。でも、先生や看護師さんのお陰で麻酔をすることができ、その後は落ち着いたらしく、無事に手術が終わりました。その手術後は綺麗に完治して、今はあの小さな穴は両耳からなくなりました。本当長い道のりでした。
 そんな大変な思いし、中学生になっても病院で泣いていた娘が社会人となり親として感慨深いものがあります(親バカですみません)。
 この娘の体験から、体調不良などあるときは早めに病院を受診することが大切だと感じました。うちの娘のように、病院を嫌がる子どもさんも少なくないと思います。しかし、そこは親の判断で受診するのが大切だと思います。
もし転倒や打撲、骨折、捻挫などで整形外科に受診が必要でも、行きたがらない子どもさんがいらっしゃいましたら、当クリニックはドラえもんがたくさんいますので、ドラえもんに会えるクリニックと子どもさんに進めていただいたらどうでしょうか?

受付 西岡佳世子

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