ステイホームによる筋力低下2020-05-12
理学療法士の高木です。
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言により国民的な外出自粛が生じています。
いわゆる、ステイホーム状態が長期間に渡り継続しています。
感染対策という意味ではステイホームは効果的ですが、一方で筋力低下や関節可動域の低下という問題が懸念されます。
当院の患者様の中でも「外出制限で運動不足になり体力が低下している」という声をよく聞くようになりました。
一度、筋力低下や関節可動域低下がきたすと元に戻すのに数か月の時間がかかります。
そのため、適度な散歩や体操を行うことをお勧めいたします。
散歩や体操をしていれば著しい筋力や関節可動域の低下を生じることはありません。
一日20分から30分でもいいので、あえて、「体を動かす」ことが今は大切です。
体操の方法や運動で悩んだときは当院スタッフにいつでもご相談ください。
理学療法士 高木綾一