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筋肉について2020-05-09

こんにちは、あずま整形外科リハビリテーションクリニックの理学療法士の井上です。

今月の投稿は、皆さんがよくご存知の『筋肉(骨格筋)』について、筋肉が「なぜ増えるのか、なぜ減るのか」と「筋肉の働き」について簡単にご説明をさせていただきたいと思います。

筋肉というのは、主に『タンパク質』で構成されています。

このタンパク質は、日々、合成(同化とも言います)と分解(異化とも言います)を繰り返しています。

これを『筋タンパクの代謝』といいます。

合成というのは筋肉(タンパク質)が増えることで腕や脚が太くなる、反対に分解というのは筋肉(タンパク質)が減ることで腕や脚が細くなる、というイメージでいいかと思います。

この合成と分解のバランスがうまく取れている(合成=分解)ことで、筋肉量が保持されています(筋肉量が増えも減りもしない状態)。

しかし、このバランスが崩れると、筋肉量は保持されなくなります。

つまり、良い意味でバランスが崩れる(合成>分解)と筋肉量は増えますが、悪い意味でバランスが崩れる(合成<分解)と筋肉量は減っていきます。

筋タンパク合成の主な要因としては、適切な運動・栄養・休息になり、筋タンパク分解の主な要因としては、加齢・病気・低活動・低栄養・炎症・侵襲(身体に傷が生じること)等になります。

したがって、日ごろから運動習慣がある方は、分解よりも合成の方が上回ることが予測されますので、筋肉量は増加傾向になると考えられます。

しかし、加齢や低活動、低栄養 等に該当する方は、合成よりも分解が上回る可能性が高いですので、筋肉量は減少していくと考えられます。

以下に筋肉の働き5つ記載します。

1.体を動かす(運動する):筋肉が伸びたり縮んだりすることで、関節を曲げたり伸ばす作用が働き、体を運動することが可能となります。

2.熱の産生:人は生きていくために一定の熱を作りだす必要があります。その熱は筋肉や内臓から作り出されます。

3.血液を心臓へ送る:心臓から送り出された血液は、筋肉の働き(ポンプ作用)でもう一度心臓へ送り返されるといった、循環作用があります。

4.体温調整:運動をして発生した熱を体外へ放出します。また寒い時には、体を震えさせることで熱を作り出し、筋肉が収縮して熱を体内に閉じ込めます。

5.骨や関節を守る:歩く時や走る時の脚にかかる衝撃を吸収して、骨や関節を守る働きをします。

習慣的に運動をしておられ、筋肉量が多い方や保持できている方は、上記の1~5の筋肉の働きが行えており、日常生活においても何の支障もないかと思います。

しかし、あまり運動をせず家に引きこもりがちで、筋肉量が減少しているであろう方は、筋肉の1~5の働きが低下してきます。

そのため、日常生活に何らかの支障が出ている、もしくは将来的に支障が出てくる可能性があります。

筋タンパクの合成要因の“適切な運動”を実施・指導できるのが、理学療法士です。

日ごろからあまり運動せずに筋肉に衰えを感じたら、是非、理学療法士のいる施設へご相談いただければと思います。

もちろん当院の理学療法士でも構いませんので、どうぞよろしくお願い致します。

                          理学療法士 井上拓也

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