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整形外科と漢方薬

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漢方薬とは

古代中国で生まれ、経験の積み重ねにより体系化された薬のこと。日本に伝承し、独自の発展をとげ現代まで受け継がれてきた伝承医学の一つが漢方医学で、約500年間日本の医療を支えてきました。江戸時代末期に西洋医学「蘭方」が伝えられ,これと区別するため「漢方」と呼ばれるようになりました。
天然物である生薬(植物,動物,鉱物由来など)を原則として二種類以上組み合わせた薬で、現代では、西洋医学と東洋医学の融和を目指して漢方医学が見直されつつあります。
漢方薬も科学的な解明がなされつつあり、西洋医学で対応できない部分を埋めることや西洋医学との併用により、特に高齢化社会における医療への貢献が期待されています。

漢方薬の種類

剤形には『湯剤』、『散剤』、『丸剤』、『エキス剤』などの種類があります。
『湯剤』とは、土瓶などに生薬と水を入れて加熱し、生薬の成分を抽出する、いわゆる煎じ薬のことです。
『散剤』とは、生薬を粉末にして混合したものです。
『丸剤』とは、生薬を粉末にしたものに「ハチミツ」などを加えて丸く固めたものです。
『エキス剤』とは、「湯剤」、「散剤」、「丸剤」として服用されていたものからエキス分を抽出し、水分を蒸発させた「乾燥エキス」とし、西洋薬と同様に「錠剤」、「顆粒剤」、「散剤」、「カプセル剤」に加工したものです。

整形外科と漢方

一見あまり関係なさそうな分野ですが、西洋の薬では効果が乏しかったり、副作用が強くでたりする場合、有用な場合も少なくないです。
漢方薬の一番の利点は、副作用がほとんどないことです。人によってはとても合う薬がみつかることもあります。
私は個人的に漢方薬のセミナーや勉強会に積極的に参加しており、適宜漢方薬を使用していますので、興味のある方はご相談いただければと思います。

68 芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)

芍薬と甘草が配合されており、それぞれ鎮痙・鎮静作用があります。
急激に起こった筋痙攣を弛緩させる漢方薬、『こむら返り』に有効です。
腰痛・下肢痛・月経痛・腹痛・胃痙攣などの痛みにも使用されます。
こむら返りの第一選択で即効性があり、頓服が基本となっております。

20 防己黄耆湯(ぼういおうぎとう)

疲れやすく、汗をかきやすい傾向がある方に用いられます。
肥満に伴う関節の腫れや痛み、むくみ、多汗症、肥満症(水ぶとり)使用される漢方薬です。
変形性膝関節症における膝の水を減らす効果があり、膝痛を軽減させる作用があります。

78 麻杏薏甘湯(まきょうよくかんとう)

浮腫消退、鎮痙などの作用により、痺れ痛みを改善する方剤です。
やや炎症傾向を呈するものに用い、強い炎症には向かず、急性期に用います。

107 牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)

おもに高齢者の手足腰の冷えや痛みなどに用いられます。
水の滞りや冷えを改善する作用のある生薬が配合されております。
排尿困難、頻尿、むくみ、老人のかすみ目などにも使用されます。

1 葛根湯(かっこんとう)

風邪でお馴染みの漢方薬ですが、身体を温める作用や、血液循環改善作用があることから肩こりにも使用されます。

53 疎経活血湯(そけいかっけつとう)

冷えている部分を温めたり、余分な水分とり除くことで、痛み、しびれを改善します。
筋肉痛、関節痛、神経痛、腰痛、など慢性的な痛みに用いられます。

100 大建中湯(だいけんちゅうとう)

腹部を温める作用のある生薬、消化器機能を改善する生薬が配合されております。
冷たいものの食べ過ぎ・飲みすぎ、腹部膨満、腹痛等に用いられます。

17 五苓散(ごれいさん)

気圧の低下による頭痛や片頭痛に効果があります。水分が溜まって浮腫んでいる方に用いられます。

114 柴苓湯(さいれいとう)

抗炎症作用、水分代謝調節作用のある生薬が配合されております。炎症があり浮腫んでいる方に用いられます。
ステロイドのような作用があります。

89 治打撲一方(ぢだぼくいっぽう)

血流改善作用、抗炎症作用があり、名前の通り、打撲やねんざによる腫れや痛みなどに用いられます。

41 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

元気がなく胃腸の働きが衰えて疲れやすい方に用いられます。
虚弱体質、疲労倦怠、食欲不振、ねあせに効果があります。

108 人参養栄湯(にんじんようえいとう)

病後の体力低下、疲労倦怠、食欲不振、冷え、貧血に用いられます。
病後・術後・産後や慢性疾患による衰弱、高齢者のフレイルに効果があります。

83 抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)

小児の夜泣きや認知症の周辺症状に用いられます。
ストレスや精神症状を伴う難治性の疼痛に効果があります。

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