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サルコペニアと病気の関連性2020-02-13

皆様、こんにちは。あずま整形外科リハビリテーションクリニックの理学療法士の井上です。

肺炎が流行していますので、くれぐれも予防対策を行い、感染しないように気を付けて下さいね。

さて、今回はサルコペニアと病気の関連性について、投稿をさせていただきます。

まず大前提と致しまして、サルコペニアは高齢者に多くみられる病気と関連していると言われています。

以下、代表的な4つの病気とサルコペニアについてご紹介致します。

  1. 認知症とサルコペニア:認知症によって、活動量の低下や低栄養状態が引き起こり、それらが持続することで、サルコペニアの原因となります。また逆に、サルコペニアによる活動量の低下は認知症のリスクを上昇させると言われています。
  2. 糖尿病とサルコペニア:膵臓から分泌されるインスリンの作用不足や糖尿病の合併症である神経障害等によって、筋肉量や筋力が減少し、サルコペニアの原因となります。また逆に、サルコペニアによる筋肉量の減少はインスリン抵抗性(身体の臓器がインスリンに対する反応が悪くなる)や活動量の低下から、糖尿病のリスクを上昇させることになります。
  3. 骨粗鬆症とサルコペニア:骨粗鬆症によって骨折を起こすと、一時的もしくは継続的に活動量が低下し、サルコペニアの原因となります。また逆に、サルコペニアによる活動量の低下は、骨量の減少を招き、骨粗鬆症の原因になると言われています。
  4. 心不全とサルコペニア:(慢性)心不全では、慢性的に炎症状態が継続していることや、急性増悪時には入院を余儀なくされることから、安静状態の頻度が高くなり、容易にサルコペニアを引き起こします。また逆に、サルコペニアでは酸化ストレスや炎症性サイトカイン(炎症時に発生する物質)が増加し、心疾患のリスクを上昇させ、心不全の増悪因子になります。

以上、認知症・糖尿病・骨粗鬆症・心不全といった病気は、サルコペニアの原因になります。

逆に、サルコペニアはこれらの病気の原因になるという相互的な関連が、悪循環を引き起こすことになります。

理学療法士は、運動療法を行う専門家ですが、その運動療法を安全かつ有効に実施するために、病気に関する知識も持っています。

何か気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談いただければと思います。

理学療法士 井上拓也

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