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診察室あるある 肩編2019-10-22

こんにちは。院長の東です。

先日まで暑いと思っていたのに、朝晩めっきり涼しくなり、季節の移り変わりを感じますね。

寒くなると、関節のあちこちが痛くなる方が増えてきます。特に肩関節はなかなか保温しにくい場所のため、この季節から患者さんが劇的に増えます。

とういうことで、今回は診察室あるある、「肩」編です。

  • 50歳代じゃないけど五十肩?

この質問は非常に多いです。

五十肩というのは、いわゆる「肩関節周囲炎」の俗称みたいなもので、50歳代の方に多いので、こう言われているのではと思います。

(正確には知らないのですが・・)肩関節周囲炎という疾患が、いろいろな肩関節痛を総称する疾患のため、正直何でもいわゆる五十肩になってしまいます。

ちなみに50歳というのは(実はかくいう私も今年50歳なのですが・・)壮年期から老年期に移行が始まる年齢なので、あちこちの組織が老化(劣化)してくる時期でもあります。

特に長年酷使していた、関節のクッションやなめらかに動かすための組織(膝でいうと軟骨や半月板 肩でいうと腱板という組織)が変性(いわゆる老化)を起こしてくるため、特に外傷がなくてもあちこち痛くなってきてしまいます。

ちなみに「五十肩」はあるのに「五十膝」がないのは、他の関節にくらべ肩関節が、骨性支持組織が少なく、加齢変性のすすみやすい軟部組織で安定性を保持しているため、膝よりも若干疼痛の発症年齢が低いせいではと思われます。

  • 肩が痛いときは暖める?冷やす?

これも多い質問です。答えは、ほぼ暖めるが正解です。ほぼといったのは、ごくたまに例外があるからです。

いわゆる外傷(打撲や捻挫)由来の疼痛は安静と冷却が基本ですし、中年女性に多い石灰沈着性腱炎は、炎症性の疾患のため、基本暖めると症状が増悪する可能性があります。

ただ、そういった疾患は頻度が低く、圧倒的に冷やさず暖める方が効果のあることが多いです。

ちなみに、これから貼り付けるカイロによる低温やけどが増える時期でもありますので、くれぐれも暖めすぎにはご用心して下さいね。

  • 肩と思ったら首の痛み?

質問ではないですが、これもとても多いケースなのです。

肩が痛いと言われて来院され診察してみると頸椎由来の疼痛だったということが、しばしばあります。

おそらく、肩と首の境目があいまいなためだと思われますが、簡単な鑑別としては、両手バンザイしてみて、バンザイがしにくければ肩由来、バンザイがすっとできれば肩以外の痛みと思っていただければと思います。

(もちろん例外もあるにはあるのですが・・とても細かい話になりますので、ここでは割愛します)実際診察に来ていただければすぐに鑑別できるのですが、ご自分で肩の痛みと判断されて、インターネットなどで体操などをみてずっと続けられると、もちろん違う部位由来のため治りませんし、場合によっては症状が増悪する場合もありますので、くれぐれも注意していただければと思います。

当院があります大阪市平野区は、大阪市内で高齢者率が一番高いと言われており、整形外科疾患をお持ちの方も多いと思います。

当院は私自身膝関節が専門でしたし(もちろん今はどの部位でも診ますが)、肩関節や膝関節、足関節それぞれに強い理学療法士も在籍しております。

お悩みをお持ちの方は、是非お気軽にご相談いただけばと思います。

院長 東 隆司

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